困っている方 ケース / 噛めない

噛めない

ここでは、歯の欠損や入れ歯のトラブルが主な原因で噛めない状況に陥った方を対象に記載してゆきます。
炎症や虫歯の症状として、噛めないというケースもありますが、それぞれ炎症や虫歯に関する項目にて説明してまいります。

歯が無くなると、当然食べ物を噛み砕く能力が低下してしまいます。
同じものを食べるにしても余計に時間が掛かるようになり、効率は悪くなってしまいます。
もし、日頃から時間に限りのある人は十分に噛まないままに飲み込んでしまうので、胃腸に負担をかけてしまいます。

噛めない:1歯の欠損が原因の場合

有床義歯

架橋義歯(ブリッジ)

インプラント義歯

何らかの方法で歯の形と機能回復を目指す訳ですが、
四つの方法を検討することになるでしょう。

(1)有床義歯 
一般的には入れ歯と呼びます。
患者自身で着脱するもので、様々な仕様のものがあります。

(2)架橋義歯(ブリッジ)
ブリッジの方が一般的な呼称です。
欠損部分の両隣の歯を削って被せもので連結します。
着脱は出来ません。

(3)インプラント義歯 
顎の骨に人工の根を埋め込んで、歯を作ります。

(4)歯の移植 
機能的に影響の少ない歯を抜き取って、欠損の部分に移植します。
欠損の本数は1本から28本までのバリエーションがあります。

(1)有床義歯は、少数の欠損のから多数の連続した欠損まで対応できますが、
(2)架橋義歯(ブリッジ)は少数の欠損に適応可能な方法です。
それぞれ保険の適用も可能ですが様々な制約をうけますので、
理想とするイメージを希望される場合は十分にご相談ください。

(3)インプラント義歯は、自立する人工の根を支えに機能回復を図るので、
入れ歯やブリッジの様に周辺の歯に負荷をかけません。
安全性が担保されれば優れた方法といえます。

(4)歯の移植は、ご存じ無い方も多いかもしれませんが、歴史は案外と古く、
科学的な背景に行われたものは、1950年代にさかのぼります。
私は東京歯科大学の学生だった1989年頃に病理学教室の下野正基先生、
井上孝先生のご指導により歯の移植に関する実験を卒業論文にまとめたことが
きっかけとなり、20余年来今日まで臨床に取り入れてきました。

治療について

治療法:欠損補綴
治療法はこちら

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噛めない:2入れ歯の不調が原因の場合

噛めなくなるほどの入れ歯の不調で考えられるケースを挙げてみると

(1)顎に合わなくなって痛い

(2)顎に合わなくなって安定しない

(3)噛み合わせが悪い

(4)入れ歯を固定する金具が壊れた、または緩んだ

(5)入れ歯を固定する歯が抜けるなど、問題を起こした

(6)入れば本体が大きく破損、変形してしまった

(7)人工の歯が折れた

(8)人工の歯がすり減ってしまった

などが考えられます。

治療について

すぐに新しい義歯を希望される場合もありますが、すぐには完成できませんから、
修理・改造を施して機能回復を目指します。
多くの場合、初診のその場で可能な限り対応します。

(1)(2)の顎に合わなくなったケースは、入れ歯の裏を顎にぴったりと
合わせる改修をおこないます。
顎に合わせると、痛みも解消でき安定もするからです。

(3)の噛み合わせは、入れば側の問題で無いことがあるので、原因を調べて修正します。

(4)はその場でパーツの交換や調整を行います。
パーツを新たに作る場合は歯型を記録して制作するので多少日数がかかります。

(5)は、様々な状況がありますが、抜けてしまった場合は、
入れ歯のその部分に人工の歯を追加するなどします。

(6)損傷が大きい場合も諦めないでください。
形が一部でも残っていれば修理可能な事が多いのです。

(7)(8)人工の歯も交換や追加が可能です。
応急の対策を施した上で、必要に応じて新規制作のご相談に応じております。

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